ごあいさつ・企業理念(企業使命)

集合写真

沖縄ガスは総合エネルギー企業として歩み続けます

   1958年(昭和33年)7月に設立された当社は、県内初の都市ガス事業者として県と那覇市の発展とともに成長してきました。1970年には、県内の広域的な要望に応えるべくプロパンガス事業をスタートさせ、現在では、都市ガス(天然ガス)とプロパンガス両事業で92,000世帯のお客さまにガスをお届けするまでになりました。

   39件から始まった炎の灯(ともしび)から今日に至るまでご指導、ご愛顧頂きました県民の皆さま、監督官庁の皆さまに心より御礼を申し上げます。
 
    炎の灯(ともしび)は時代とともに役割が変化し、今日では、お料理や入浴のほかに、衣類を素早く乾かすガス衣類乾燥機、熱と電気を同時に作り出す家庭用燃料電池エネファームで、ご家族の生活環境向上を実感して頂いております。
 
     また、高効率のガスコージェネレーションシステムを活用し、公共施設や複数の工場、医療施設に「ガス」、「電気」、「熱」の3つのエネルギーを供給、管理するエネルギーサービス事業、環境負荷の高いA重油や灯油から環境性負荷の低い都市ガス(天然ガス)やプロパンガスにエネルギーをチェンジする燃料転換事業を推進し、企業さまやご家庭の二酸化炭素削減ニーズに応えております。
 
     地域のエネルギー有効活用に対して注目が集まる中、温泉から抽出した水溶性天然ガスでガスコージェネレーションシステムを稼働させ、那覇市の大型シティーホテルにエネルギーサービス事業をご提供しているほか、糸満、西原両浄化センターの消化ガスを活用した発電事業も展開しております。
   「都市ガス(天然ガス)」、「プロパンガス」、「水溶性天然ガス」、「消化ガス」の4つのガスを無駄なく有効に活用し、お客さまのニーズにお応えすることができることは、当社にとって大きな喜びと誇りになっております。
 
    また、2016年4月に、国内大手の新電力会社であるイーレックス株式会社様と「株式会社沖縄ガスニューパワー」を設立し、本格的に電力の小売り事業に参入しました。幾度の多難を乗り越え、2021年7月にはうるま市洲崎の工業団地に建設された中城バイオマス発電事業に参画し、パームヤシや木質チップで作り出された再生可能エネルギー由来の電気を、県内60,000世帯のお客さまにお届けしております。
    2024年5月より販売開始しました、二酸化炭素を出さない電気「CO2ゼロ美ら結プラン」は、県内で最も安価なCO2ゼロ電気として、好評を頂いております。
 
 
 
     エネルギーは、脱炭素化に向け、歩みだしております。当社は、環境負荷の低い4つのガスと二酸化炭素を出さない電気で、2050年の脱炭素化に向けた地道な取り組みを行ってまいります。
 
「沖縄ガスは、お客さまが期待するエネルギーとサービスを提供し続けます」
 
     当社は、常にお客さまの「最適化」を実現すべく、社訓である「誠実」、「協調」、「奉仕」の精神で、地域の発展と県民の生活向上に貢献して参ります。

引き続き、ご指導、ご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
 

  
 

 

2024年5月13日  

                                                                
 
  






(※1)コージェネレーションシステムとは
   天然ガスを燃料として発電し、その際に生じる排熱を回収して給湯・空調などに利用する熱電併給システム。




企業理念(企業使命)